« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »

2005年7月13日 (水)

ぼくのおちゃワン

スカパー撮影日

今日はスカパーのレギュラー番組「ぼくのおちゃワン」の撮影日でした。

今日は狆(チン)という種類のワンちゃんで、名前は「大福くん」

ちょっと口の周りが赤くなって脱毛しているということ…

で飼い主さんに食事を作っていただいて、食べさせたら、
喜んで食べてくれました!

調理時間10分程度!

こんな簡単で喜んでくれるなんて、うれしいことです。
飼い主さんにも喜んでいただけました。

口元がはやく治るといいですね。

私もスカパーにでてみたいという方はこちらから



05:52 午後 スカパー撮影 | | トラックバック (11)

2005年7月11日 (月)

ねこの気ままさが好き

今日、かわいらしい須崎動物病院オリジナル・タオルが出来上がってきました。

数が少ないのですが、スタッフが「私、欲しい!」と争奪戦…。

ジャンケンとかで決めないと…

代謝の良い須崎はこれから汗、汗の日々が続きそうです。

それはそうと、最近ネコの飼い主さんからメールがたくさん届いてうれしいです。

今まであまりネコに関するメールが無かったので…。

私の実家には18歳のオスネコがいるのですが、あの気ままさが大好きです。

彼を見ていると、自分に必要な食事を自分で選んでいることを感じます(かなり私の主観が入っているのでしょうが)。

煮干しを食べたい日、

魚の切り身を食べたい日、

肉を食べたい日、

カボチャを食べたい日…

観察すればするほど不思議な生き物です。

でも、私が中高生の頃、毎朝起こしに来てくれた彼が、大好きです。



05:56 午後 ペットの手作り食 | | トラックバック (6)

2005年7月 7日 (木)

ねこの偏食対処法

飼い主さんが、せっかく出したものを食べてくれない場合、

「ウチの子は偏食家で…」

という印象を持たれることが多い様です。

原因はいろいろ考えられると思いますが、
よくあるケースが、

  • 食材が自分の栄養要求を満たさないと感じた場合
  • 子供の頃に限定されたものしか食べたことがないため、食事として認識できる種類が少なく、出されたものを食事と認識できていない
  • ごねればもっと美味しいものが出てくると経験上学習しているため、いつものようにごねてみるか…

というものです。

また、あなたが毎日同じメニューを食べろといわれたら、何となく抵抗があるのと同じように、同じものを続けて食べないようにしている子もいるようです。

これは、栄養が偏るのを避けるために今必要な栄養素を含む食事が美味しく感じ、そうでない食事には魅力を感じないようにできているのかもしれません。

その一方で、世の中には、

  • ツナ缶だけを一年以上食べ続けているネコ(室内飼い)
  • カニカマだけで3年生き続けて元気なネコ(室内飼い)
  • 7歳からカステラが主食のネコ(室内飼い、15歳でとても元気!)
  • 煮干し以外はほとんど食べないで5年以上生きているネコ(室内飼い)がいます。(こういう例はまだまだあります)

もちろん、生まれ持った体力や、飼い主さんの知らないところで何かを食べているのかもしれないのですが、健康診断状特に問題がないといわれています。

これらの飼い主さんの特徴は

「だって、他に食べないんだから、しょうがないよね。私だって、無理矢理食べろっていわれてもいやだし…食べたくなったら食べるんじゃないの?」

という接し方をされているということです。

誰一人として、

  「栄養バランスが心配で眠れません…。」

という方はいらっしゃいませんでした。

でも、結果的には元気なのです。

ですから、解決方法としては、

 「しょうがないよね…」

と思えるなら、他のものを食べたくなるまで食べたいものを食べさせておく

 「心配だ…」

と感じるなら、いろんなものを少しずつお皿に盛って、とりあえず出す。
そして、

減ったものを記録しておく。
好きなものの傾向や、興味の移り変わりの変動パターンがわかったら、好きなものに、今まで食べたことのないものを少しずつ混ぜてみる

という対処法が実践的です。

パターンを把握することで飼い主さんの安心材料が増えます。

まぁ、栄養バランスが崩れていたとしても、
健康体ならば数ヶ月は猶予があることが多いということです。

ネコの食欲は飼い主が完全管理できるものではありません。

コントロールできないことをコントロールしようとすると、いろんな面で無理がかかります。

無理にでも食べさせるべきだというご意見もあろうかと思いますが、そうでない選択肢があっても良いですし、それで元気ならひとまず良しという考え方もあるのではないでしょうか?

Clearspace_20x60

ところで、猫の食事について、
「手作り食にするとどうしても栄養が偏るのではないかと心配で、踏み切ることができません」といった、手作り食の導入時や、導入後における、飼い主さんの不安・疑問を解決したい方で、机上の空論ではなく、獣医師・獣医学博士である須崎自身が実際の動物診療を通じて経験した「実際に機能した情報」を知りたい方は引き続きコチラをご覧下さい

space20

愛犬愛猫のごはんや栄養についての質問募集!    

Clearspace20x100



04:47 午後 ペットの手作り食, | | トラックバック (2)

2005年7月 6日 (水)

先入観

今日は猫の手づくり食について…

その前に、ちょっとイメージしてみて下さい。

時間は19時、あなたは一日歩き回って疲れています。

これから家に戻って自炊する気力はないので、夕食を食べようと思って、一人でレストランに入りました。

そのレストランの入り口には、「究極の食材使用!」と書いてあります。

「なかなかこだわっているお店じゃない!」

そう感じました。

店に入るとウェイターさんが席に案内して下さいました。

別に雨というわけではないのですが、店内にはあなた以外誰もお客さんがいませんでした。

席に着くとウェイターさんにメニューを渡されましたが、メニューに掲載されている料理が

「今日初めて」

の一品だけ…

名前からその料理内容が全くイメージできません。

そこでウェイターさんに

「これ、どんな料理ですか?」

と質問してみたところ、


今日初めての料理なので、私もよく分からないんです…」


という答えが…

何となく心配になりましたが、他のお店に行く気力もないので、

「『じゃぁ、今日初めて』で…」

と注文しました。

ウェイターさんがカウンター越しにオーダーを入れると、調理場のコックさんの

「は~い…。」

と、あまり元気のない返事が聞こえてきました。

店内にはBGMもなく、調理場の音がただ聞こえるだけです。

しかも作っている間、コックさんの

「これでいいのかなぁ~?」「こんなんでいいのかなぁ~?」「こんなの食べてくれるのかなぁ~?」

という独り言がまる聞こえ…

その間、ウェイターさんはじっとこちらを心配そうに見つめています。

そして、数分後、

「お願いします。」

というコックさんの声が聞こえると、ウェイターさんはカウンターに向かい、料理が盛りつけられた皿を見ると、首をかしげました…。


「えっ、なに…???」


とあなたは心配になりましたが、ウェイターさんはその皿をあなたの所に持ってきました。

そして、

「お待たせ致しました。『今日初めて』でございます。」

と言って、テーブルの上に置きました。

お皿を見ると、
今まで見たことのない物体が…
今まで嗅いだことのない香りが…そして一口口に運ぶと、
今まで味わったことのない微妙で薄い味が…


「なんだろうこれ…」


というのが率直な感想でした。

で、はっと気づくと、ウェーターさんは私の背後から私をまた心配そうに見つめながら、

「最後まで食べてくれるかなぁ…?」

とぼそぼそ言っていて、

厨房の方からは柱の陰に隠れてコックさん達がこちらを心配そうに見つめて、

「あんなの食べてくれるのかなぁ~?」

と言っている…

あなたなら、こんなシチュエーションでどうしますか?

そのまま食べ続けますか?お店を出ますか?

「猫って偏食家だから…」

って声が少なくありません。

というか、よく耳にします。

でも、本当に偏食家なのでしょうか?

より野生に近いから、賢いから、慎重なだけではないでしょうか?

「偏食家」という先入観で猫を見ているから、「これ、食べてくれるかなぁ…?」って、見ていませんでしょうか?

目の前に食べられるものがあって、餓死する動物って、いないと思うんですけど…。

なんか、やる前から心配している飼い主さんが多い気がするのですが…。

往診に行くと、かなりの確率でこういう状況に出くわすので、猫の食事に入る前に、こんなこと書いてみました。

せっかく作るんだったら、

「オレの作った物が食えねぇっていうのかい!あ゛~っ!?」

ぐらいの気持ちでいてもいいと思うのですが…

もちろん、そんな気持ちだったら、逆に萎縮しかねませんので、

「おいしい食材で作ったから、食べてね♪」

っていう気持ちで食べさせて下さいね。

次回は、本当に偏食だったらどうするかについて…



03:59 午後 ペットの手作り食, | | トラックバック (3)

2005年7月 5日 (火)

ダイエットの解決策

イヌのダイエットの解決策は食べ過ぎ、運動不足の解消です。
ここでは、食事に関する解決法として、一般的に知られている食事量を減らす、低カロリーフード以外の方法をご紹介いたします。

最近、ダイエットが必要とされるワンちゃんが増えてきているようです。
肥満は関節疾患や、心臓病、糖尿病といった各種病気のリスクが高まり、手術時の麻酔リスクも高まるなどの問題があります。

犬が太る理由は、

  • 食べ過ぎ
  • 運動不足

が主な理由です。

ですから、一般的な解決策は、

  • 食事量を減らす、低カロリーフードに切り換える
  • 運動量を増やす

とアドバイスされます。

でも、食事内容を変更すると、食べなくなるなど、飼い主さんが悩むケースもありますよね?そんなときには手作り食にしてみるという手があります。

運動を充分にするというのは同じですが、

  • 野菜などの低カロリー食材を中心にする
  • 一日の食事量を三、四回に分けて食べさせる
  • 代謝を高めるため、ビタミン・ミネラルを充分に摂取する

といったことがポイントとなります。

ビタミンやミネラルをサプリメントとして摂取する場合、サプリメントに関しては、飼い主さんが手に入れやすいもので、効果や品質に確信を持てるものが良いと思います。

レシピ(10kgの子1日量)

野菜類
ニンジン50g 大根50g ブロッコリー20g キャベツ50g

穀類
炊いたご飯100g

肉・魚
鶏むね肉100g 煮干し20g

海藻
わかめ20g

植物性脂肪
オリーブオイル

まず、

  1. 野菜を準備する

  2. 野菜の半分は煮込み用に飲み込みやすい大きさに切る

  3. 残りの野菜半分は生で食べさせるために、あとでフードプロセッサーなどで細かくする

  4. ミルクパンなどの鍋に水を張り、野菜、肉、煮干しを入れてスープを作る

  5. 煮込んでいる間に、まず容器にごはんを盛り、冷ましておく

  6. 残りの野菜とわかめをフードプロセッサーなどで細かく刻む(フードプロセッサーがなければすり下ろす)

  7. 鍋の野菜が柔らかくなったら火を止め、水を追加して40度程度に冷ます

  8. ごはんに冷ましたスープをかける

  9. 上から細かくした野菜と、オリーブオイルをかけて、できあがり

量が足らないなら野菜の量を増やす
その子その子の体型を観察しながら、三ヶ月程度で適量を探してください。

次回はネコで!

→右側のトラックバックしてくださっているブログもぜひご覧下さい。

space20

愛犬愛猫のごはんや栄養についての質問募集!    

Clearspace20x100



03:19 午後 ペットの手作り食 | | トラックバック (1)