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2005年8月29日 (月)

本気で学びたい!

昨日は、ファイベルでペット業界でプロを目指す方々の講習会「6回目」を行ってきました。

講座の最初で、8月30日が誕生日の私と、8月31日が誕生日の三浦ヒロミ代表とに、バースデーケーキとメッセージ付きのカステラのプレゼントが…。

プレゼントしてくださった、戸田美由紀さん、ありがとうございます!

それにしても、「何となく知りたい」というのではなく、「本気で学びたい!」という情熱あふれる方々と月に2回、共に学ぶ機会があるというのは、須崎にとってはとてもうれしい限りです。

今まで、講座とか、講演会というと時間が限られているため、持てる知識・情報をフルに放出することは難しいのですが、全12回講座くらいになると、かなりの情報を発信できます。

でも、金曜日に、須崎がセミナーで話せる内容(話せないようもたくさんある…)をリストアップしたところ、約4時間×6回で話してきた内容で、まだ全項目の半分にも満たない…。

しかもこれからどんどん内容が濃くなるから、時間もかかるだろうし…。

紙にまとめてあるものだけで、半分にも満たないわけですから、よくこれだけ話す事があるモンだと、改めて思いました。

いつかこういうものを全てまとめて、誰かにフルで伝授したいものです。機会があれば…。

ところで、私の出張不在中にスタッフの橋本が、フードの送料無料キャンペーンをやっているとか…。

しかも、その費用は私が負担することになっているとか…。

いつのまに…?



03:13 午後 ファイヴェル | | トラックバック (5)

2005年8月25日 (木)

フィラリア予防薬の働き

フィラリア特集の締めくくりは、予防薬の働きについてです。

まず、フィラリア予防薬というのは『駆虫薬』です。

予防薬を飲ませたからといって、蚊に刺されないわけではありません。

蚊には刺されます!


フィラリアの『感染幼虫』や『ミクロフィラリア』は、成虫になってしまう前であれば、その『駆虫薬』でやっつけることができます。

成虫になると普通の駆虫薬では死にません!

月一回の予防薬というのは、それまでに刺されて、体内にいる『感染幼虫』を成虫になる前にやっつけるためのものです。

成虫を殺す薬というのは、ヒ素が含まれている薬で、犬にも負担が大きい薬です。



03:18 午後 須崎動物病院_診療 | | トラックバック (4)

2005年8月23日 (火)

猫にもフィラリアの予防薬は必要?

ネコの飼い主さん達から

ネコの場合もフィラリアのお薬を飲ませたほうがよいですか?

という質問があります。

ということで今回は、ファイラリア予防薬(ネコ編)です。

フィラリアにかかる可能性はもちろん、可能性はゼロではありません。が、

ま~ず無いでしょぉ~ 

というのが須崎の見解です。

犬の場合、日本(北海道以外)では、3年くらい何も予防をせずに過ごした場合、90%以上の確率でフィラリアに感染(症状は出ないかもしれないけれど、心臓に虫がいる状態)するくらいポピュラーな病気です。

猫の場合、「新潟県における猫の犬糸状虫感染に関する調査(2000年 日本小動物獣医学会 山田英一先生、他)」の報告によると、1.39%(216頭中3頭)

全国的にも2~3%といわれております。

本来、犬に住む虫なので、猫の体内では成長しにくいのです。

ということで、フィラリアを持った蚊にさされても、何の問題もなく生活できる猫がほとんどだということです。

ただし、ごくまれに運悪く感染してしまい、重い症状を発症し、死亡してしまうことがあります。

というのも、猫の心臓は犬と比べて小さく、2、3匹でも心機能に支障を来す可能性があるからです。

また、心臓だけでなく、神経系にも入り込んでしまうケースもあります。そのため、予防をすすめる獣医さんが増えてきています。

ちなみに、人の感染例もわずかながらあります。

フィラリアの予防薬の話をきかれることが、増えてきましたがすごく蚊に刺されるとか、「前の犬をフィラリアで亡くしたから、絶対にフィラリアだけには感染させたくない!」という飼い主さんは検討されたらよいと思います。

もし私が、実家の猫を引き取ってうちに連れてきたとしたら…

予防薬は摂取しません。

薬の負担がフィラリア感染のリスクを上回ると考えるからです。

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愛犬愛猫のごはんや栄養についての質問募集!

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02:57 午後 須崎動物病院_診療 | | トラックバック (1)

2005年8月18日 (木)

フィラリア予防薬について

最近、フィラリアの薬を与えたくないという声が非常に多く寄せられます。結論から申しますと、私はのませた方がいいと思います。

月に一度程度、薬で予防し、同時に肝機能を高めて、薬の害を最小限にし、体内に残さないようにするという方法が現実的で、お薦めです。

理由は、

日本は蚊が多い!

よって、

蚊に全く刺されないようにするのは非常に難しい!

ハーブでフィラリアの感染・寄生を予防するものがあるという話がありますが、確実かどうかは定かではありません。私が一飼い主としてどうするかと言えば、フィラリア薬は飲ませて、肝機能を強化して解毒を促進し、尿で体外へ排出する方法を採ります。

薬を与える際は、手作り食の中に大豆と大根を入れてあげるとよいでしょう。

次回は、フィラリア予防薬(ネコ編)についてお話しようと思います。



01:06 午後 須崎動物病院_診療 | | トラックバック (2)

2005年8月 9日 (火)

男の料理

今回のレシピ本作成で、私のレシピを作ってくださったのは女子栄養大学の駒場先生

「肖像権とか、うるさくないですか?」という質問に、笑顔で「どうぞ♪」とおっしゃってくださったので、ぱしゃっと一枚♪

誤解を恐れず言うならば、まゆから上(黒髪含む)が、わたしの妻に似ていらして、とっても素敵な先生です。

あっ、駒場先生、これは須崎のほめ言葉ですので!

須崎のレシピ本をお読みになった方はわかると思いますが、思いっきり男の料理なんですよね…。

私も料理教室に通ったほど、料理は好きですが、手の込んだものを毎日作れといわれたら長続きしないことはわかっています。

ですから、できれば5分、最長でも20分を目安にレシピを考えています。

ですから「こんなに簡単でいいんですか?ちょっと心配…。」と言われるほどの内容です。

でもいいんです。めちゃめちゃな食事を作るわけではありませんし、愛犬・愛猫が元気なら。

レシピを考えているときの完成イメージは「ぐちゃぐちゃ」なんですが、調理のプロ、駒場先生にかかると、美しく仕上がるのです。

そして、一つ一つのレシピの下準備もこんな風になっているんです。



02:17 午後 素敵な本のご紹介 | | トラックバック (5)

2005年8月 8日 (月)

犬のレシピ本!

先日、2日間、次の本の出版のために撮影に行って来ました。

次回作は何の本かというと、

「犬のレシピ本」

そして、出版社は…

「五訂食品成分表2005」
でおなじみの「女子栄養大学出版部」!

撮影の場所は女子栄養大学のキッチン!作ってくださったのは、大学の先生!

ここで復習、女子栄養大学って?
計量カップ、計量スプーン、栄養カードなどを考案された
香川綾先生が創設した大学です。

なんとこの企画、学長さまからご推薦をいただいた企画とか…。

おそれ多いことでございましたが、精一杯やらさせていただきました。

途中、ハードディスククラッシュで全てのデータが飛んだりとか、
いろいろな事件がございましたが、何とか無事に完成にこぎ着けつつあります。

今回お世話になった女子栄養大学出版部は、もちろん、栄養に関する書籍を発行している出版社です。
担当の方と打ち合わせを進める中で、いろいろなおもしろい情報を教えていただきました。
また、2日間の撮影で、すばらしい調理テクニックなども教えていただきました。

次回からはしばらくレシピなどに関するお話しを…。



04:21 午後 素敵な本のご紹介 | | トラックバック (2)

2005年8月 4日 (木)

子供の時の食べ物について

ある飼い主さんからこんなお便りがありました。

須崎先生、初めまして。

私は今年の2月から、柴犬を飼い始めました。そして、知人にすすめられて、先生の本も購入いたしました。

読むと、イヌだけでなく、私たちの生活にも役立つようなことが沢山書いてありました。自分たちの食生活も見直すきっかけになりました。とても感謝しています。お
陰様で、私自身の体調が良くなりました。ありがとうございました。

さて、質問なのですが、先日ワクチン接種に行ったところ、獣医さんに「ドッグフードのみを与えてください。」と言われました。でも、うちの子はニンジンとか、大根とか、カボチャとか、お野菜が大好きみたいです。いろんなホームページを見ると、ドッグフードを与えるのに不安になるようなことも書いてあります。

野菜が好きでも、やはりドッグフードのみに切り替えた方がいいのでしょうか?

というご質問をいただきました。

あなたなら、どう考えますか?

ぜひ、考えてみてください。ブログをお持ちの方はよろしければ、トラックバックで「あなたのと意見」をご紹介下さい。



01:06 午後 ペットの手作り食 | | トラックバック (12)

2005年8月 1日 (月)

アレルゲンを含む食材について

今回は、飼い主さんからのお便りをご紹介します。

初めまして。

私は石川県金沢市に住んでいる、1歳5ヶ月のメスの柴を飼っているものです。

私の犬(ハナ)は最初はなんともなかったのですが、金沢に転勤で去年の4月に来てから、少しずつ痒がりだし、獣医さんの薬を夏頃から飲みはじめました。

やはり、薬がなくなると痒みが出て、正直このままでいいのかな?と思い血液検査もしてもらい ました。

すると、牛、豚、ラム、鮭、大豆、小麦、など、よくもまあこれだけというくらいの結果がでました。

それから、フードを変え、様子を見てというかんじでした。

血液検査では大豆は反応が出ました。でもレシピ、(愛犬のための手作り健康食)を見ると納豆や小豆が入っています。レシピどうり作ればいいのか、それはぬいてもいいのか・・・・?

教えて頂けないでしょうか?

実際に拝見していないので、正確なことはいえませんが、これは、環境が変わったことで、ハナちゃんと「飼い主さん」にストレスが溜まり、排毒が不十分になったため、「皮膚病」の様になっていることも考えられます。

詳細は下記↓をご覧下さい。
「アレルゲンを含む食材はどうしたらいい?」

>獣医さんの薬を夏頃から飲みはじめました。
>やはり、薬がなくなると痒みが出て、正直このままでいいのかな?と思い血液検査もしてもらいました。
>すると、牛、豚、ラム、鮭、大豆、小麦、など、よくもまあこれだけというくらいの結果がでました。

ストレスがある状態ですと、不必要に反応することはよくあることです。有名なところでは、緊張した状態で血液検査をすると、血糖値が高くなることがあります。実際、糖尿病だと診断されたイヌが、自宅で採血すると、なんでもない正常だったりすることがあります。ですから、飼い主さんがあまり「動じない」ことも大事なんです。

「痒み」は単なる排毒不良のサインであることが多いのです。その「排毒不良」の大きな原因は、腸の状態が悪いこと、排尿が不十分なことにあります。「腸」の動きをコントロールしているのは自律神経系であり、「自律神経系」をコントロールしているのは、脳です。

脳は、五感の中枢ですから、飼い主さんの不安を感じたり、なでられる回数が減ったりすることが、イヌにとって大きなストレスとなることもあります。

ですから、経験から言って(ハッキリとは断言できませんが)その痒みは「排毒を促進してあげさえすれば」大したことではないことが多いのです。

飲み薬は、肝臓に負担をかけますので、痒みがひどく、薬が必要な場合でも、塗り薬で対処できるなら、そのほうがいいかもしれません。

>それから、フードを変え、様子を見てというかんじでした。
>血液検査では大豆は反応が出ました。

>でもレシピ(愛犬のための手作り健康食)を見ると納豆や小豆が入っています。
>レシピどうり作ればいいのか、それはぬいてもいいのか・・・・?
>教えて頂けないでしょうか?

「飼い主さん」が気になるなら、与えない方がいいです。で、一つずつ材料を追加していってください。大豆製品も少量から様子を見ながら加えていってください。ストレスが原因であれば、それに気をつけてあげれば、ハナちゃんは何でも食べられる様になれるかもしれません。

今回のポイントをおさらいしてみましょう!

  • ストレスと病気の関係を知る

  • 「排毒」という考え方を整理する

  • ステロイドの飲み薬は即刻やめる

  • どうしても痒みが気になるなら、塗り薬にしてもらう

  • ストレスを軽減するためのマッサージをしてあげる

  • 「飼い主さん」自身に精神的に不安定な部分(疲れ、不安、イライラ)がないか

これらのことを出来るところから手を付けてみることをおすすめします。

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愛犬愛猫のごはんや栄養についての質問募集!    

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04:27 午後 ペットの手作り食, 病気?アレルギー | | トラックバック (9)