抗生物質の長期使用は問題!
よく、初診のクライアントさんが、
抗生物質を何ヶ月ものませていることがあります。
抗生物質の副作用を心配するクライアントさんはいらっしゃいますが、
耐性菌の心配をする方にはあまりお目にかかりません。
たぶん、こっちの方が恐いのですが…。
そういう理由で、抗生物質をあんまり長く使わない方がいいんです。
(もちろん、副作用もあるんですけどね。)
ちなみに、ぴったり合う抗生物質なら、
1週間以内に結果が出るはずです。
どんなに長くても、2週間で終わるはず!
それより長かったら…
何か他の手を打つ必要があるのかもしれません。
大人の事情があるのであとは自粛…。
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薬効かない結核、国内で年間60〜70人新たに感染
多くの抗結核薬が効かず、世界保健機関(WHO)が警戒を呼びかけている「超多剤耐性結核菌」に、国内でも年間60〜70人が新たに感染していると推定されることがわかった。結核予防会が25日公表した。
WHOは、最初の治療で試すイソニアジドなど2種類の薬に耐性がある結核菌を「多剤耐性」と分類。さらにカナマイシン など2度目以降に試すいくつかの抗結核薬にも耐性があるものを「超多剤耐性」と定義している。世界の結核患者の2%は超多剤耐性菌に感染しているとされる が、日本での実態はわかっていなかった。
結核療法研究協議会(療研)が、2002年6〜11月に、国内99か所の結核治療施設に入院した患者3122人から採取した結核菌を分析したところ、多剤耐性菌が55人から検出され、うち17人(約31%)は超多剤耐性菌だった。
全国で結核のため入院する患者の数と、療研の調査結果などから、結核予防会は、超多剤耐性菌感染者は60〜70人いると推定した。予防会は今後、超多剤耐性結核の発生状況の監視を続けながら治療方法の研究などを行う。
