あなたは、犬で肩までの高さがが107センチもある犬を
見たことがあるでしょうか?

肩の高さまででということは、頭を上げればほとんど人です。

そんな犬と、チワワのように体重1〜2キロの犬が
なぜ同じ「犬」なのか???



それは、ある遺伝子がほんの少し違うだけで
差が出るんだとか…。
 ↓(オリジナル論文はこちらから購入できます)
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/316/5821/112


まぁ、他にも違うところはあると思うのですが…。


ただ、重要なポイントとして、
遺伝子にちょっとした変化があっただけで
大きな違いになるということですから、


遺伝子に何らかの影響でキズが付き、
それが細胞自身が持っている修復能力でカバーできなかったら、
様々な疾患になる「可能性」が出てきますよね。





それはそうと、うちの長男2歳半は、散歩途中でイヌを見かけると、
大きさがどうであろうと、パッとみて「あっ、ワンちゃん!」
と言います。


チワワを見ても、「あっ、ネコちゃん!」
とは言いません。


何を持って、イヌとネコを見分けているのでしょうね?


すでにそんな研究があったら、
ぜひ教えて下さい。


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2007/04/06-03:58 小さい犬種、DNA変異が主因=成長促す遺伝子の働き抑制−米研究チーム
 チワワやパグは、同じ犬でもセントバーナードやグレートデーンと違い、なぜあれほど身体が小さいのか。その主因は、細胞の成長や分裂を促す遺伝子の働き を制御するDNAに変異があり、抑制されているためと分かった。米国立ヒトゲノム研究所やユタ大などの研究チームが6日付の米科学誌サイエンスに発表し た。
 この遺伝子「インスリン様(よう)成長因子1(IGF1)」は、人間やマウスにもあり、働きが良くないと身体が小さくなることが知られる。遺伝子の制御メカニズムの詳細が分かれば、さまざまな遺伝疾患の解明につながると期待される。

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