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2007年6月20日 (水)

皮膚病と下痢にどう対処する?

今日、思い詰めた飼い主さんのご相談を受けました。
(記事にする上でご本人の承諾は頂きました。)


「これまで2年、●●病の治療をしてきたが、一向に治る気配はなく、むしろ悪化しています。私もがんばっていないわけではないと思うのですが、正直疲れてきました。この先どうしたらいいのかと…。」

この方、2年間、愛犬の皮膚病と下痢の看病をしてこられたのだそうです。さぞかし、大変だったことでしょう。そして、この2年間、「皮膚の炎症を止めなければ、下痢を止めなければ…」と思い続けて来られたそうです。

当院ではこの様なとき、
「皮膚病も、下痢も、症状は必ず意味がありますので、それを安易に止めようとしてはいけません。なぜこの症状が出るのか?を考え、その根本原因を解決すれば、皮膚の炎症や、下痢になる理由が無くなりますから、自然と症状が落ち着いてきます。根本原因に眼を向けましょう!」

と申し上げて、現在身体の中で何が起こっているのかを探ります。

この方のワンちゃんの場合、病原体の感染と、化学物質汚染と、重金属汚染が酷かったので、身体が排除しようとしていたことが、各種症状につながっていたと考えられました。

まず、身体にたまった老廃物を排除することからスタートして頂くことになります。

 よく、下痢などを安易に止めたがる方がいらっしゃいますが、下痢をするということは、下痢をしてでも排泄しなければならない理由が必ずそこにあるわけですから、止めてはいけませんし、下痢をしない様な食事を特別にする必要もありません(衰弱していたり、脱水が酷いなどの場合は別ですが…)

とにかく、症状は生死に関わる様な状態でも無い限り、「この場合」は気にしなくて結構ですから、身体の老廃物をドンドン出しましょう!ということでご納得頂けました。

あとは、明日から、デトックスの日々が始まります。



もちろん、相手は生き物ですから「絶対」は無いわけですし、治る!と言い切れることでもありません。しかし、試す価値は大いにあると考えています。

全国の飼い主さんも、行き詰まったときは、視点を変えると思わぬ突破口が見つかるかもしれません。あきらめずに、お互いベストを尽くしましょう!

すさき


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08:56 午後 須崎動物病院_診療 |

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