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2007年8月18日 (土)

目を離していないのに、2歳児にまかれる

うちの子は足が速いので、突然ダッシュされると、妻が目を離していないのに、追いかけても追い着けずまかれることがあると主張することがあります。

須崎「へぇ〜(な〜に言ってんだか…。2歳児がそんなに速く走るわけないじゃん!)」

そう今まで笑って聴いていました。


さて先日、とある催し物に三人でいったとき、車のおもちゃがない会場に「つまらない」と感じた様で、会場内でテケテケと小走りを始めました。

僕がいるときは僕が追いかけ担当なので、テケテケと走る子を追いかけ、抱き上げました。

うちの子にとってはそれがおもしろく感じるらしく、
息子「ケタケタ…もういっかい」
と要求するのです。仕方ないので入り口近辺でよそ様の邪魔にならないところで親子で右に左にケタケタと遊んでおりました。

そのうち、こんな要求までしてきました。
息子「おとさん、『まてまてぇ〜』って言って」

「はいはい」ということで、
須崎「まてまてぇ〜」
息子「ケタケタ」

と追いかけっこをしていました。

入り口受付のお姉さんも温かく見守ってくれていました(内心は解りませんが…)


そうこうしていると、うちの子が「あっ!」と何かに気付いた様な表情をしました。そうかと思ったら、うちの子が僕のことをチラチラ見ながら入り口の方にテケテケと小走りしていきました。


そして、入り口を突破した瞬間…

今までの3倍速でダッシュ!!(当社比)


油断していたので、こちらもスタートが遅れたという理由はあるのですが、ピュ〜っと遠く離れていくのです。「あっ、まかれた…」そう思いました。僕も高校時代は50メートル走で6秒2でしたが(軽く自慢)我が子ながら速い!


受付のお姉さんに、
「ごめんなさい!」と言って入り口を逆送しようとすると、
「お父さん、がんばってください!」との声援を受け(?)
「ありがとう!」とお礼を言ってゲートを通過し、人混みをかき分けながら我が子を追いかけました。


まぁ、なんとか捕まえたのですが、
「これが目を離していないのにまかれるってやつか…」
と納得しました。


抱きかかえて入り口に向かうと、さっきのお姉さんが
「よかったですねぇ〜。ぼく、足速いねぇ〜。」
と笑顔で迎えて下さり、「お姉さん好き」な我が子もご満悦♪

その一部始終を遠くから見ていた妻は
妻「ねっ、目を離していないのにまかれるでしょう?」

須崎「確かに…。」

息子「もういっかい、『まてまてぇ〜』する」

須崎・「……、あとでトミカ(車のおもちゃ)のところ行こうね。」

息子「(にかぁ〜っと笑顔で)いくっ!」




昔は迷子を見ると、「親がしっかり見張っていないから…」と思っていましたが、実際は、違うのかもしれませんね。



08:12 午前 育児 |

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