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2007年11月20日 (火)

いいえ、違います。ただ持ってきただけです。

子供が使う言葉は、生活環境に影響されやすいと考えております。

ですから、その子供がどんな言葉を使うかをみて、その親がわかると、父に教わりました。

なので、僕は言葉遣いを厳しくしつけられました(笑)。


さて、うちの息子(3歳)は、先日本屋さんの絵本コーナーでトミカやプラレールの絵本をみていたそうです。

本屋さんは、子供が絵本コーナーで「驚異的な集中力」を発揮して絵本を読んでいる間に、お母さんが子供を視野に入れつつ、自分の興味のある本を眺めるという光景が日常という感じです。

うちの妻もそうしていたそうです。

そのとき、息子のそばに、2歳ぐらいの女の子がいて、その女の子はなんかご機嫌斜めなだったのか、ちょっと離れたところにいるお母さんに向かって「おかあさん、アンパンマンもってきてぇ〜」とダダをこねていたそうです。

うちの息子はトミカの絵本(写真集?)に「驚異的な集中力」を発揮していたので、そばで女の子がダダをこねていても、全く気にもとめず読んでいた(眺めていた?)そうです。

そして、その本を読み終わったところで、ふと、その女の子に気づいたらしく、「はっ!」という顔をして、近くにあった「アンパンマン大辞典」を取ってきてその子に渡したのだそうです。

でも、その子は「ちがう〜。これじゃない〜」と言い始めました。

うちの息子が困惑した表情をしたので妻が近づいてきて、
「辞典じゃなくて、物語の本がみたかったのかなぁ〜・」
と話しかけ、その本を取ってその子に渡したら、とても喜んだそうです。

そうしましたら、その子のお母さんが申し訳なさそうにやってきて、
「ごめんなさい。ありがとうね。」
とうちの息子にいってくださったのですが、

何せうちの息子は私に似て恥ずかしがり屋の引っ込み思案なところがあるので、妻の脚のところに隠れてこういいました。

「いえいえ、ちがうんです。ただもってきただけですから…。」

大爆笑だったそうです。


最近は、妻の実家のお義母さんやお義父さんと話をしていると

「はい。そうですけど…。そうです。はい。」

と言っているのがおかしくて笑ってしまいますが、「緑」を「ドリドリ」と言っていた頃を考えると、かなり成長していますね。妻に感謝です。





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12:05 午後 育児 |

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