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2008年2月27日 (水)

エジプトアロマとフラワーエッセンスで集中力と花粉対策!?

 1月末に、エジプシャン・アロマ・オイルフラワー・エッセンスを自由自在に使いこなす「先生」に、

本番で集中力を発揮するスプレー

花粉症対策スプレー
を作って頂きました。



 何で作って頂いたかというと、それは私のためではありません。

私の「生徒」のためにです。



「生徒」というのは、今年、大学、高校を受験する子供達のためなんです。

 実は、この須崎に受験指導を依頼する様な「強者」がこの日本には毎年何人かいるのです。

 今回は、その子達と、その子の友達、ご家族の強い依頼で、お世話になっている先生に無理にお願いし、作って頂きました。

 まぁ、一年間にわたり、一緒に学んできた関係ですから、生徒達には本番で実力を十二分に発揮して欲しいし、ご家族に至っては、私が変わった技術、人脈を持っているので、「なんとか紹介してもらえないか」と、この一年間いろいろアプローチされてきたので、これも最後と思い、とある先生に、これからの季節に役立つものを作って頂きました。



 そうしたら先生、がんばってくださって、ご自身でも「これまでの最高傑作!」というものを作ってくださいました。

まぁ、そんな思い込みもセットでお渡ししたのですが…


こちらの想像以上に好評!

意外なところは、子供以上に親が喜んでいるという…。

まぁ、これで「終わりよければ全てよし!」になればいいなと思っております。


 実は須崎自身も、アロマとか、フラワーエッセンスなどが、こんなに効果があったのか!と改めて感動しているところです。

 やっぱり、メンタルに働きかけるんですかね。

(「何を今更!」という声が聞こえてきそうですが、それは受け流すことにします。)



08:35 午前 頭を良くする薬!? | | トラックバック (0)

2008年2月22日 (金)

多臓器不全で死去…そのとき身体で何が?

ヘルペスウイルスや、カビが体内で繁殖するほど「抵抗力」が弱り、多臓器不全で死亡するようです。


重要なのは、

●ヘルペスウイルスやカビの増殖を抑制すること
●免疫力(*)はほぼ変わらないので、「体力」を温存すること
(*)免疫力とは、自己と自己以外の選別能力のことであり、免疫力を十分に発揮できないほど体力が無くなると、「抵抗力」が低下し、病原体のダメージを強く受けると考えられています。

通常、「免疫力」は正常だが、「体力」が低下して、体調が悪化することがほとんどです!

なので、「現実的な対処」には免疫力を高めることより、体力を上げることの方が、体調不良を克服するのに重要です。というのも、免疫力は選別能力で、通常は正常に機能しているからなのです!(ちなみにここでは、「免疫力」という言葉と「抵抗力」はわけて考えています。

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愛犬愛猫のごはんや栄養についての質問募集!    

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05:08 午前 須崎動物病院_診療 | | トラックバック (0)

五流、一流にしかられる…

野村監督曰く、
 三流は無視
 二流は褒めて
 一流はけなす
んだそうです。

理由は、
 三流に口を開くのは時間の無駄!(なるほど)
 二流は「ひょっとしたら」一流になるかもしれないから褒めてのばそう!
 一流はできるのが「当たり前」で、褒めるなんて失礼だから、けなして「死角」を無くしてあげた方が、その人のため

なんだそうです。


 先日、私の先生から「キサマ〜」と怒られました…(涙)。

 その先生にお誘い頂いて「初めて」行ったミーティングで、司会の方から意見を求められたとき、全く経験のないジャンルだったので、とんちんかんなことを言うのも先生のメンツをつぶしかねないと配慮して、無難な回答をしましたら、ミーティング終了後に「お前をお客様として呼んだんじゃねぇんだよ!思ってること言えよ!何遠慮してんだよ!」って…。

 そんな、初めて顔を合わせて、全員僕より年上なのに、何かを偉そうに語るなんて、チキンな僕にはできないんです!

 今日も「次回あれやったらぶっ飛ばすぞ!」なんて脅しが…。

 なんとか野村監督の話に当てはめて、自分を慰めようと思うのですが、やったこともないジャンルで一流なわけがなく(確信)、五流が一流に憂さ晴らしにいじめられているのではないかと感じ始めた今日この頃!


 ガンバレ!じぶん!!



05:03 午前 頭を良くする薬!? | | トラックバック (0)

【お詫び】チェーンメールで記事を書いてしまいました…。

昨晩、ここに、共に医療を学んでいる同志から届いたメールの内容「病気の子(3歳)が輸血用のRHマイナスB型の血液が不足して治療ができないので、献血をお願い致します」を掲載した記事を書きました。


緊急と思って、書きましたが、どうやらチェーンメールの様でした。


本当に申し訳ございませんでした。

謝って済む問題ではありませんが。
ただただ、「助けたい」という気持ちが先走り、送ってしまいました。

心の底より、お詫び申し上げます。
誠に、申し訳ありませんでした。

今回のことで、ココログさんからの処分がございましたら、甘んじて受けます。

本当に申し訳ございませんでした。

以後、この様なことがない様、十分に気をつけます。


ご気分を害した方々、本当にごめんなさい。


須崎恭彦



04:53 午前 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2008年2月20日 (水)

ハウスダスト・アレルギー?

先日、愛犬がハウスダスト・アレルギーと診断され、

「部屋を徹底的に掃除してください」

と言われ、仕事も辞めて自宅の掃除をしている方が来院されました。


須 崎「散歩には行かれるんですか?」

と質問すると、

飼い主「はい、散歩が大好きなので、毎日一時間以上行きます。 食事制限もしているので、 散歩ぐらいしか楽しみが残っていないのです…」

須 崎「なるほど…、では、失礼ですがご自宅は、 外よりほこりっぽいのですか?」

飼い主「そんなわけないですよ。」

須 崎「では、外のほこりは大丈夫なのに、ハウスダストはだめだと?」

飼い主「そ……うですねぇ〜」

須 崎「その間は、今、何かに気が付いたということですね?」

飼い主「いわれてみればそうですね。なんででしょう?」

須 崎「そもそも、ハウスダストって、なんでしょう?」

飼い主「家の中のほこりですよね?」

須 崎「そうですね。そのほこりは、どこから来るでしょうか?」

飼い主「外からですか?」

須 崎「もちろん、それもありますが、ほとんどが家族の皮膚からきます。」

飼い主「皮膚からですか?」

須 崎「はい。こういうことです。

    人間の皮膚は死んだ細胞に覆われています。
    至る所に穴があり、
    その穴には無数のバクテリアが生息しています。
    皮膚の死んだ細胞は身体からはがれ落ちます。
    一時間にはがれ落ちる皮膚の粒子は60万以上、
    一年間では重さにして約700グラム
    それはハウスダストのおよそ80%を占めます。

    ですから、あなたの愛犬は、
    あなたか、あなたの家族の皮膚に
    反応している可能性があるわけです。」

飼い主「ということは、私たちが悪いと…」

須 崎「そういうことではありません。
    だから、ハウスダストは
    本質的な根本原因ではないということです!」

飼い主「では、どうしたら…」

須 崎「これから、身体の中を探りましょう。
    そして、根本原因を探りましょう。」


それから30分後…

須 崎「原因物質がわかりました!これをデトックスしましょう!」


それから一ヶ月が経ちました。


まず、皮膚の状態が二週間前から安定してきたそうです。

一ヶ月前に課題だった原因物質の共鳴が
身体からほとんど無くなっていました。

現在は、また新たな課題と戦っております。

飼い主さんも、変化がわかるので、喜ばれておりました。




私が何もわからなかった頃(今でもそうだと思いますが)
皮膚病は遺伝的な影響が強い部分があると勘違いしておりました。

でも、今は、原因を探るツールがあるので、
それは遺伝ではなく、垂直感染(産道で感染)したため、
親子共々感染しているということで、
遺伝といわれるとなんとなく納得してしまうけど、
実はそうではないケースをよく見ております。




この様に、知らないことがわかって、
その知識が有益ならば、
どんどん過去の自分を捨てられる勇気を持ち続けたいものです。




私の友人に、きわめて問題解決能力の高い人がいます。
彼は、良い意味で「自分」がありません。

問題解決に有益なことは、自分の主義主張と違っても、
柔軟に取り入れるのです。

そんな彼を須崎は尊敬しています。




また、とあるセミナーで
問題解決の秘訣は、決意と柔軟性だと教わりました。

つまり、
手段を自由に選べる柔軟性を持ち、
失敗したまま終わらないことを決意している
ということです。


「できないのは何かを知らないからだ!
 だから知ればいい!」

そう考えて生きています。



そんなことは教わっていない!
そんなことは本に書いていない!


そういう出来事にであったときに、
「大変興味深い!」と感じられる感性を維持したいと思っています。

もちろん、現実を分析しながらですが…。

「偏らず、捕らわれず、拘らず」の精神を大切にして 、これからも精進致します!

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07:45 午前 病気?アレルギー | | トラックバック (0)

2008年2月19日 (火)

【心臓病】心臓以外に強烈な原因のあるケース

先日電話相談をした子は


8歳、マルチーズ、オス


この子の課題は、
心臓病
・皮膚トラブル
・てんかん
でした。




飼い主さんからのコメントを紹介致します。


【問題】
・体に湿疹がでてきてかゆがる。
・特に指の間をかゆがり、いつもなめたり、噛んだりしている。
・目ヤニも出やすく乾燥肌
・外耳炎も数ヶ月ごとになる
・吐きやすい。
・2007年10月発作を起こし、心臓弁膜症と診断される
・2007年11月にはてんかんの発作を起こす。



【これまでの経緯】
2,3歳頃から前脚の指の間をいつもなめていたが、だんだんひどくなり、毛の色黄色くなり始め、指の間が赤くなり、きれたりする時もあり、薬で治 療していたがここ2年くらい前から特にまだひどくなり、その都度病院に行っていた。昨年10月発作を起こし、心臓弁膜症と診断される。11月にはてんかん の発作を起こす。



【これまでの食事内容】
市販のドッグフードから、昨年5月先生の本と出会ってから手作り食と病院からアレルギーのもとを除いたドッグフードを与える。その後、心臓病用のドッグフード



【飼い主さんが望むこと】
四六時中体をかゆがり、なめているので、少しでも楽にしてあげたいので、この子にあった治療を知りたい


飼い主さんとしては、食事の見直しで症状が改善できないかと考えていらっしゃいました。ところが、身体を探ってみると、食事の見直しでは解決しきれない、こんなことがわかりました…。



Photo




■全体状況
・鼻から病原体を吸い(室内に原因病原体がいる←排除可能!)
・脾臓で増え
・膵臓、胆嚢に広がり
・膵液を十二指腸に注ぐ膵管、胆汁を注ぐ胆管の吻合部の炎症がきつく
・膵液が胆嚢の方に逆流し、肝臓を刺激していると考えられる
 →血液検査で肝臓の数値が高かったことがあるはず
 →飼い主さんに伺うと「あった」とのこと



■心臓病について
 膵臓の病原体感染による迷走神経興奮による心臓発作様症状の疑いが強いと診ました。
 つまり、心臓そのものに問題があるというより、他に原因が考えられるということです。
 ですから、心臓のケアをしても、改善にはつながりにくいと診ました。



 そこで、病原体対策に取り組んで頂くことになりました。



 当院では「原因不明の心臓病」と診断されて当院を受診した子の中に、実はこのケースの様に「心臓以外の所に原因がある?」と思われるケースが少なくありません。



 「だから何をやっても変化がなかったのか!」


という結果になることも…。




この様なケースで心臓病用のフードを食べさせても、問題解決になるかは定かではありません。


根本原因を探ることで、症状からのアプローチでは見つからなかった解決法が見つかることもあります。




この子は「心臓病」と診断されておりましたが、心臓そのものの問題というよりは、他の原因で心臓がうまく機能できない状態の可能性があったのです。



現在この子は体内の病原体を排除しているところです。
もちろん、体調を考慮しながらですが…。




飼い主さんから「心臓病と診断されて、お困りの飼い主さんにお役に立てれば」との許可を頂きましたので、掲載させて頂きました。

この子が改善することをみなさんも祈っていてください。




そして、このケースが一人でも多くの方に「希望」をもてるきっかけになれればうれしいです。もちろん、あくまでも「須崎動物病院のこのケースでは」という話ではありますが…。
※リンク等はフリーですので、あちこちで紹介して頂いて結構です。そして一人でも多くの悩める飼い主さんの目にとまればと思います。




結果があるからには原因は絶対にあるはずだ!

そう信じて診療してます。




原因不明の難病だって(今回のケースは違いますが)

「戦う前から負けること考える奴がいるかぁ!! byアントニオ猪木」

そういう気持ちでやりますし、飼い主さんにも強制的に取り組んで頂いております。


目の前のケースに一つ一つ真剣に取り組む日々です。

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01:42 午後 須崎動物病院_診療 | | トラックバック (1)

2008年2月18日 (月)

3年間も動物病院通いした結石症が、たった1ヶ月で完治!

過日、うれしいご報告を頂きました!

先月、当院の診療を受診されたちゃんが、手作り食で尿結晶が無くなったそうです!

しかも、これまで3年間、毎週動物病院にかかっていらしたそうなのですが、お友達のご紹介で当院に「恐る恐る(笑)」いらっしゃって、根本原因を探り、その対策を行ったら、なんと、ほぼ1ヶ月で尿中の結晶が無くなったそうです!

当院は基本的にセカンドオピニオンの動物病院のため、かかりつけの先生にご確認頂いたそうですが、「体質だから仕方ありません」と言われた病院 で、「今回の検査では尿結晶は認められませんでしたが、再発の可能性は残っているので、今後も療法食を続けてください。」と言われたそうです(笑)。

今回は、食事もさることながら、室内に病原体がいることが推定できましたので、その除去も行って頂きました。


やはり、結石が続くのは、必ず根本原因があるんですよね。

ここを克服すると、何を食べても平気になることがほとんどです。平気でなければ、何か見落とした原因があるというだけのことです。


うちにいらした方は、みなほぼ同じことをおっしゃいます。

「今までの3年は何だったんだ…
 悩んでいた今までを返してくれぇ〜!!」

でも、その3年があったから、ご縁が出来たのかもしれませんからね。



とにかく、うれしいです!!




そういえば、最近、ある飼い主さんのおかげで、結石症につながる新しい病原体群を見つけることが出来ました。現在は、かなりたくさんのチェック項目になりましたが、より適切な対応が出来る様になりました。

私の本当の意味での先生は、診療に来てくれる犬・猫なんですよね。彼らが、大切なことを僕に教えてくれます。

犬・猫の声を大切にしたいと思います。
(あっ、別に何も聞こえませんよ!(笑)

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08:08 午後 病気?結石・膀胱炎 | | トラックバック (0)

深夜に過食がいけない理由

ご無沙汰しております、須崎です。

「忙しいんですか?」といろいろな方々からメールを頂いております。
お気遣いくださり、ありがとうございます。

最近はじめた興味深い診療のシステム作りであわただしくしておりました。


徹夜なんていうのはあたりまえのことで、
二日寝ていないなんていうのも普通だったりして…。

そうなるとですね、深夜に腹も減るわけです。


で、食べて心を満たそうとするわけです。



で、食べ始めると次々食べたくなるわけで、ついつい過食してしまうと…。




そうしたら、なんと!目の焦点を合わせられなくなってきました。
眠いからかと思いましたが、そうではなく、あきらかに眼の調子が普通ではないのです。

何だろうと思い、自分を調べてみました。

そうしたら…。図で表すと次の様になりました。

080123_1


なんと、身体が弱ったときに騒ぎはじめる、三種のウイルスが!!

Guide


自分を調べてわかったことは、
●ウイルス(A、B、C)の増殖
●十二指腸と膵臓、脾臓で増殖したものと推定
●やはり目に!!
●IgGが増えているので、新規感染したわけではなく、元々体内にいたものが増えたようです。●身体の五行バランスで、「土」が圏外に!!  ザッツ・アンバランス!!

Tuchishift




●点眼液が有効と思われる

と推定できましたので、点眼と、自分で静脈注射を行い、落ち着きました…。


睡眠不足が続いていたので、疲れたとき、深夜にドカ食いをすると、こんなことに「なることもある!(『なる!』ではない!)」というご紹介でした。

深夜は食べずに寝ろ!

という教訓でした。



あっ、あくまでも「須崎のケースでは」ということです。

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07:02 午前 須崎動物病院_診療 | | トラックバック (0)