やったぜ!乳腺腫瘍完治!
飼い主さんも半年間、よく頑張ってくださいました。
この子は、高齢猫、乳腺腫瘍→手術無理→余生を楽しく…
とかかりつけの先生に言われたのですが、
「他に何か無いのか?」
ということで、片道3時間もかかる当院にお越しくださいました。
しかし、当院で原因を探れば、
腫瘍というよりは、病原体感染と化学物質汚染ですねぇ〜
ということで、「抜いて抜いて抜きまくろう!」作戦がスタートしました。
そして月に一度のチェックを続けて半年…
「かかりつけの先生に治ったって言われました!」
とのメールが…。
もちろん、乳腺腫瘍が全て治せますなんて申し上げるわけでもないし、 個々で原因は異なるので、実際拝見しなければなんとも申し上げられないのですが、 治る子がいてうれしかったです。
ただ、この瞬間も、苦しんでいる子、心配していらっしゃる飼い主さんがたくさんいらっしゃいます。私が直接関与しているケースだけでも多いのに、日本中と考えたらかなりの数になるのでしょう。
「サイトを探しても『治らない』という情報しか検索されなかった」と言っていた当院クライアントも多数いらっしゃいます。
何の保証も出来ないのですが、可能性がゼロではないんだということをぜひ、知っておいて頂きたいなと思います。
結果には必ず原因があります!!
原因不明ではなく、
「手持ちのカードでは原因の究明がこれ以上できません!」が正解!
須崎、お前はもうあきらめるのか!?
こんな風に自分をいじめつつ、「先週やっていたことが幼稚に思える診療」をこれからも心がけていきたいと思います。
現状の知識を「絶対」と思う様になったら、もう終わりだという気持ちで!
「世の中はシンプルなのですが、奥が深いのも事実」と思っているのは、僕だけなのでしょうか?
10:26 午後 病気?ガン | Permalink | トラックバック (0)