フェレットの肝臓の数値が正常化!
フェレットは難しいと言われていて、
専門の動物病院で診て頂いた方がいいだろう…
と思い、これまではノータッチで来ました。
しかし、数ヶ月前からフェレットの飼い主さんで、 どんな基準でお選び頂いたのか、この私に依頼する方が増えてまいりました。
経験は豊富ではないため、 私自身は、「生き物の原則はみんな一緒だろう』という考えで 対応してきました。
つまり、
肝臓の数値が高いという結果があるなら、それなりの原因があるはずですし、
副腎に腫瘍があるなら、それなりの原因があるはずですし、
すい臓に腫瘍があるなら、それなりの原因があるはずですし、
脾臓に腫瘍があるなら、それなりの原因があるはずだという仮説です。
何が原因かを探り、それを取り除く方法がわかれば、 結果に何らかの影響を与えることが出来るだろう 、という、ごくごく当たり前の考えからです。
これまで、何が肝臓の数値を上げ、腫瘍を作るのかを調べてきましたが、 かなり原因がわかってきました。
もちろん、原因は個々で異なるので、それぞれ調べるしかないのですが、 一つわかったことは、犬や猫と同じ方法で探ればいいだろうということです。
それで、「元気なんだけど、肝臓の数値が高い」というフェレットですが、 肝臓そのものというよりは、経絡的にそこに影響を及ぼす部位に病原体がいて、それを取り除くであろうことに取り組んでいただきましたところ、
正常化したとのこと…
かかりつけの先生(フェレットの権威の先生)には、
「違う子とすり替えたのではないですか?」
と言われたとか…(笑)
私はその権威の先生と比べたら、足元にも及ばない件数しか取り組んでいないと思いますし、今回のケースがあったからといって「フェレットのことなら何でもオレに聞け!」などという思い上がったことは申しませんが、少ない取り組みで結果を出せたことは、うれしいです。
やはり、本質に焦点を合わせるということは、応用が利きますね。