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2008年8月21日 (木)

やせすぎの子が食べるだけでは解決しない場合、身体で何が起こっているのか?

関西地区に、食べても食べてもガリガリにやせている子がいました。

その子が約4ヶ月かけて適正体重になれたとのご報告をいただきました!




最近、ペット食育協会では、「太った犬・猫を何とかしよう!」という取材を多数受けているため、

やせていることが問題になるということをついつい忘れがちです。



確かに、当院にもやせすぎを何とかしたいというご相談が時々届きます。

ただ、残念なことにその飼い主さんが判断した「やせすぎ」という状態が、実は「正常・適正」ということが多いのも事実です(笑)


しかし、中には本当にやせすぎの子がいます。


この子は、大阪の移動式診療所と電話相談を受診していたのですが、とにかく体内に空気感染する病原体が多数いました。

空気感染する病原体の感染
→異常緊張が続く
→内臓機能低下
→消化・吸収がうまくいかない

こういうことが体内で起こっていると思われました。

そこで、空気感染する病原体を取り除き、
取り除くとまた次に何かが見つかり、
それを除くとまた見つかり…

こんなやりとりが何度か続き、
大阪の移動式診療所を開催したときは
バイオレゾナンス・メソッドによる調整を行い…


やっと正常体重に戻れたそうです。




消化管が十分に機能していない場合、
食事をどんなに気をつけても望む結果につながらないことがあります。

「手作り食をやっているんだけれど…」
「合うフードがないんですけど…」

こんな場合、大概、体内に何らかの問題があることが多いようです。

その原因が何であるかを探り、
根気よく取り除き、
炎症反応等を落ち着かせることで、
望む結果につながるはずです。



あきらめずに最後まで取り組んでくださった飼い主さんに
敬意を表しつつ、その努力に感謝したいと思います。



結果があるからには必ず原因がある!

根本原因がわからないのは、探る技術が未熟なだけ!

先週やっていたことが幼稚に思えるようなスピードで進化をする診療
を心がけていきたいと思っております。

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09:56 午前 須崎動物病院_診療 |

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