ネコにアロエを食べさせて大丈夫か?
本の読者からこの様な質問がありました。
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ネコの口内炎にアロエベラジュースは大丈夫か?
【使いたい理由】
・ステロイドの注射があまり効かず先行き不安
・アロエベラジュースが口内炎に多少なりとも症状を緩和したねこさんもいるらしいと聞き、アロエベラジュースを取り寄せ、毎日1mlずつ与えはじめた
・これを日記に書いたら「須崎の本で犬にアロエはダメと警告されていた」とコメントが入った
・そんなことを言われてさらに不安に…
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これは、著者として、コメントしましょう。
科学の大前提として、
条件が変われば結果が変わるというものがあります。
ですから、
ネコにアロエは有益か有害かは個々で変わります!
まず、次の原則を知っておいてください。
ネコは植物が苦手な「傾向」がある。
(これを、ネコに植物を与えてはいけないと誤読しないでください。
多くの「●●はダメ情報」は、
情報提供者の誤読によることが多い現実があります。
例えば「食物線維を食べると腸に傷が付く」など、
深夜に笑いを提供するに過ぎません。)
それは、自然界の生態系のポジションが
肉食(だが、雑色傾向あり)
というポジションのため、進化の過程で
「植物の過食」をする機会が少なく、
その結果、次の様な特性があります。
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草食動物に比べて(←この一言は大事!)、
植物に含まれるアルカロイドなどの毒素を無毒化するのが得意ではない。
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この様な原理原則があるために、
「植物は要注意!」
ということになり、アロマの世界でも、
「ネコは注意が必要、
というかそんなリスク背負ってまで使う必要ありますか?」
みたいな風潮になっているのです。
アロマのことはまた別の機会に。
ところが、果実の部分には、それほど有害物質は含まれていないことが多いものです。
(おいしい中身を守るために、外皮に毒が盛り込まれているのでしょうか?)
ですから、アロエベラジュースはおそらく大丈夫だけれど、個々で合うか合わないかを調べる必要あり。
という結論になります。
もちろん、可能性の話をしたら、何だってあり得るわけで、
しかも、可能性が全くないことを科学的に証明できませんから、
「こんな一例があった!」
という事実を掲げて、
言いたい放題言い始める輩がちまたにいるもの現実です。
ですから、「●●がダメ」的な内容の情報は、
その●●が加工食品でなく食材の場合、
「どういう条件が成立するとダメなのか?」
を調べる必要があります。
犬にアロエの話は、私の最初の本、「愛犬のための手作り健康食」の「食べさせてはいけない食材」のコーナーで触れました。
あのころはストイックな手作り食をしていたので、「少しでも可能性があるなら」と入れていましたが、最近は「この子にこれを食べさせたら益か害か」を推定するツールがあるので、その経験から「個々で異なる」という表現をせざるを得ません。
それよりなにより、
その口内炎は、
●そこで何が起こっているのか?
●なぜそのようになっているのか?
を調べたら、
もっと根本的な解決が出来そうですね。
以上、解答になっておりますでしょうか?
12:33 午後 | Permalink




























