皮膚のかゆみを消す方法
昨日、
●適切な質問には適切な解が返ってくるし、
●不適切な質問には不適切な質問が返ってきたり、
全く返ってこなかったりする
というお話しをしました。
うちによくある適切な解答が返ってこない質問の例が、
「皮膚のかゆみを消すには何を塗ったらいいですか?」
というご質問です。
物事には、必ず原因があります。
何かを塗ったり、のんだりしてかゆみを止めても、
そのかゆみを生じさせた原因を取り除かなければ、
表面に出てこないだけで、問題は解決していないのです。
サイフにお金が無くなったら、サラ金からお金を借りればイイじゃん♪
というスタンスの方と同じなんです。
大切なので、もう一度申し上げます………お・な・じ・なんです。
このことを理解できて、実践できる方は、かなり優秀な方です。
通常は「だって、かゆかったらストレスが…」
という、「でも」「だって」切り返しをしてしまうものです。
ちょっと優秀だけど、残念な方は、
「頭ではわかっているんですが…」
というタイプの返答をなさいます。
しかし、口コミで、
「上記の様なことを私の目の前で言うと、
私は笑顔で対応しますが、その陰ではかなり怒っている
ということを知っている飼い主さん」
から紹介された方々は、どうやら恐ろしいらしく、
上記の様なことは決して口にされません。
どうやら、うちの診療にいらっしゃる前に、
予習してこられるんだとか…。
そんなに怖くないですよ。
ただ、飼い主さんが望む結果につながりにくいことに
固執しようとしていたら、あの手この手で引きはがします。
そのときに、キツイことを言うこともあるということです。
もっと気楽にいらしてください。
と同時に、
不適切な思い込み、信念、心情、主義は、
飼い主さんが望む結果につながりにくいと判断した場合、
軌道修正させていただきます。
それが、エレガントな方法なのか、
飼い主さんが泣き出す様な方法なのかは、そのとき次第ですが…。
話は元に戻りまして、
原因を取り除く→症状が消える可能性
はあっても、
症状を取り除く→体調が良くなる
はほとんど無いということです。
ですから、
●目に見える症状に焦点を合わせるのではなく(参考程度にはします)
●なぜ症状が出たのか?どこにどんな原因があるのか?
を追求していただきたいと思っているのです。
その際、
「生き死にに関わらない症状はどうでもいい」とうちでは考えます。
症状は、体内に何かがあるサインですから、
それを消したら、わからなくなりますね。
いつも飼い主さんに伺っているのですが、
「1.ちょっとでも煙が出たらウ〜ッとなる火災報知器と、
2.ガンガンに燃えてから初めてなる火災報知器、
1と2、どちらがよろしいでしょうか?」
通常の一般的な診療では、症状が出る原因を探ることが難しいのです。
だから、症状を消すしかないのです。
しかし、うちでは、その原因を探れますから、
症状は便利なサインとして活用できるのです。
ペットのデトックスが出来ていない、
飼育環境のデトックスが出来ていない、
それで「かゆみが治らないのですが…。」
と診療時に私に言ってしまったら…。
ご興味のある方は、ぜひ、お試しください!
ですから、初診の方はご安心ください。
ご存じないのですから責めたりしません。
最新の方は…ペットの体調改善が優先です!
皮膚がかゆいときは、
かゆみを消そうとするだけではなく、
「この子の原因探り、それを取り除いて、症状が出る理由を無くそう!」
ということが、第一優先だと考えているのです。
ぜひ、症状を消すのではなく、原因を探って、それを除去してください。
改善が全く異なりますから。
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