下痢をしたから生きていられる という視点
下痢には必ず意味があります。
そこには早く排泄しなければならない事情があるのです。
そうしたら、それを安易に止めていいんでしょうか?
というか、止めていい理由なんてあるんでしょうか?
あるとすればそれは「かなり」限られたケースです。
安易に止めたら、「止めたなり」のことが起こります。
先日診療にいらっしゃった方のケースもそうでした。
余計深刻な状況になって、
かかりつけの獣医さんも、さじを投げてしまったという…。
出るものを止めるのは「激しく」おすすめできない行為です。
かわいそうなのは
下痢が続くことより、
下痢という現象を引き起こすに至った原因を
体内に保有し続けることを選択することの方ではないでしょうか。