ガンだから炭水化物はダメと言われました…
この情報を予備知識無しに知ると
「へぇ〜そうなんだぁ〜。そういえば処方食もそうみたいだし、なるほど、良いこと知った!!」
となるのでしょう。
しかし、
生理学や生化学の知識があると、
「ハァ〜??」
となります。
基礎が大切とは言いますが、 途中を飛ばすと、とんでもないことを真に受けてしまうことがあります。
いろいろ世の中には枝葉の情報があり、それを集めては発信している方がいらっしゃる様ですが、せっかくですから、もうちょっと踏み込んで勉強したいものです。
例えば、
●脳はグルコースしかエネルギー源として利用できない
●だから、血糖値が下がらない様にする仕組みが身体にある
●要するに食べようが食べまいが血糖値は「通常」維持される
という生理学や生化学を学んだ人は誰でも知っている事実があります。
この予備知識無しに
●普通の細胞は糖質と脂質をエネルギーに出来る
●しかし、ガン細胞は糖質しか利用できない
という情報だけを知ると、
●ガン細胞を増やさないために糖質を供給しなければ、兵糧攻めにできる
という情報は流れ的に「スゴイ情報」になるわけです。
しかし、先の理由から、これはなんとなくつじつまが合うんですけど、それほど本質的なことではありません。
もしこれが本当だったら、玄米菜食でガンが治ることなんかあり得ないわけです。
人はついセンセーショナルな部分に焦点を合わせがちですが、
基礎をしっかり勉強すると、本質的でない情報に惑わされなくなります。
ここ最近の診療にいらっしゃる初診の飼い主さんが、
「そもそもの出発点となる信念」
から不適切な情報をつかまされている方が多く、一つ一つ丁寧に誤解を軌道修正する必要があり、一件の診療が2時間以上となることがあります。
逆に何もご存じない方の方が話は早いのです。
今まで調べてきたり、何かで学んだことをことごとく論破されるため、20分も話をすると、頭がクラクラしてくるそうです。
でも、人が不安・心配になるのは
「わからない」
所です。
通常の3分診療ではカバーしきれないサポートをするのが私の仕事かなと思います。
結果を知っているでは十分ではありません。
自分の頭で考えられる様になることが重要なのではないでしょうか?
その点、当院にご来院下さる飼い主さんは「再診時の質問」が違います。
「今回、●●をしたら★★になったのですが、それはこういう理由からでしょうか?」
ちゃんと考えて質問して下さいます。
短時間ですばらしい変化だと思います。
人の意見に振り回されたり、
つまらない情報に惑わされて不安にならない様、
なぜ?
を大切にしたいものです。
ペットに関する知識を「正確に」学び、「適切に」使えるようになり、あなたの「なぜ?」に答えます
病気・症状別に学ぶ原因療法
詳細はこちら!
↓↓↓
【原因療法】愛犬・愛猫の原因不明の謎の病気の原因を探るセミナー2015 がん・腫瘍編
【原因療法】愛犬・愛猫の原因不明の謎の病気の原因を探るセミナー2015 皮膚病編
【原因療法】愛犬・愛猫の原因不明の謎の病気の原因を探るセミナー2015 泌尿生殖器編 - 腎臓、副腎、子宮、前立腺、膀胱 -
【原因療法】愛犬・愛猫の原因不明の謎の病気の原因を探るセミナー2015 アレルギー・自己免疫性疾患編
我が子の身体の中に必ずある、症状の根本原因を調べ、取り除く「原因療法」で活躍する「バイオレゾナンス・メソッド」を、須崎が簡単にお話させていただきました。
詳細はこちら!
↓↓↓
バイオレゾナンス法でペットの病気の根本原因を探る【入門編】
ペット食育協会(APNA) メールマガジン
↓↓↓
http://apna.jp/mailmaga/
須崎の本→21冊
↓↓↓
http://www.susaki.com/publish/index.html
あなたの疑問に、ブログ・メルマガ等でお答えしております!