なぜうちの犬は抱き上げるまで吠え続けるのか?←フォックス博士から学んだこと
ある飼い主さんがとても困っていました。
愛犬がうるさいと…。
よく伺ってみると、
飼い主さんが帰宅すると足元でキャンキャンと吠え続けるのだそうです。
近所にご迷惑がかかるのではないかと心配するくらいに…。
いくら「静かにしなさい!」と叱っても、飼い主さんの足元でキャンキャンと吠え続け、そして、抱き上げると吠え止む…。
このご家庭ではいったい、どんなことが起こっているのでしょうか?
そうです。
イヌが「自分を抱き上げてくれる」様に
「飼い主を訓練」していたのです。
「だっこしてくれたら、吠えるのを止めてあげる」
というご褒美を提供して。
この様なイヌからヒトへの条件付けが発生しているケースは珍しくありません。
あなたも知らないうちに、なにか愛犬の思い通りに要求を満たしていることがあるかもしれませんね。
以上、参考になりましたでしょうか?
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須崎は大学〜大学院時代に、獣医師であり、動物の心理学・行動学に精通した世界的権威であられるフォックス博士の著作から、本当に沢山のことを学ばせていただきました。当時のまとめノートが出てきましたので、その時の学びをシェアさせていただこうと思い、この記事を書いております。
12:39 午後 犬Dr.フォックス_犬行動学・心理学_犬 | Permalink