ステロイドの長期服用で骨粗鬆症
ステロイド薬を長期服用すると、骨粗鬆症状態になり、
ひどいと骨折すること「も」あります。
薬の副作用としてしっかり記載されております。
ですから、獣医師の指導の下、適切に使用する様になっているわけです。
(ただし、誤解していただきたくないのですが、ココだけを切り取って「ステロイドは怖い薬だ…」などと思わないで下さい。もし、ステロイドが怖いとするならば、それはステロイドが悪いのではなく、処方に改善の余地があるということです。くれぐれも誤解無き様に!)
しかし、ある「方」は、
ステロイドを何ヶ月も処方したあげくの骨折に対し、
「本で読んだ様な知識で手作り食にしたから
カルシウム不足になって骨折したんだ!」
と、おっしゃっていました。
おいおい、手作り食にしたのは骨折する1ヶ月前からだよ!
当然の結果として、飼い主さんは判断材料も知識もないので、
残念ながら、「そうなんだ…」と、「手作り食のせい」にされておりました。
まぁ、私はこういう「無知がベースの感情的な批判」は
別に何とも思わないのですが、
飼い主さんはご自身を責めるだろうなぁ〜。
と思いました。
こういう、
●なんとなくつじつまが合っていて、
●しかし、理路整然と間違っていて、
●だけど、ついつい納得させられてしまう様な話が、
ペットの食に関する
◆あらぬ誤解
につながるんだなぁ〜と改めて思いました。
こういう都市伝説的な話は、
不思議とペットの食に関しては沢山あります。
ペット業界にある都市伝説の特徴は、
「人と犬・猫は違う」
とか、
「そもそも、犬は… 猫は…」
という言葉が添えられています。
真実かどうかは、実際に確かめればいいのです。
そして、
確かめるすべをもっていなかったり、
確かめもしないで、他人の主張を受け流すだけの方は、
一緒にもっとがんばりましょう!ということです。
他人を批判するのは簡単ですが、
自分のミスを他人になすりつける様な卑怯なマネはするまい!
と心に誓った出来事でした。
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んっ?なんで突然こんなトゲのある文章を書くかって?
そうです。●●●・●●・●●●●●だからです。(わかる人はわかる)