ペットにおける放射線被害の実際
最近、「ペットの放射線被害の『本当のところ』はどうなのでしょうか?」というご質問をよくいただきます。
飼い主さん達のご心配を考えますと、その道のプロをご紹介した方がよろしいかと思いまして、ここで、ペットと放射線の関係における日本のスペシャリストをお一方ご紹介させていただきます。
夏堀雅宏(なつほり まさひろ)先生
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【Twitter紹介文より】☆がんばれ日本☆(^o^)V 獣医師@JARMeC1
放射線診療(画像診断,放射線治療)が専門で,いくつかの大学では放射線生物学や,画像診断学,放射線治療学について非常勤講師もしております。現在は、
ペットの被曝や環境の放射性物質による汚染を含めた風評被害,警戒区域内の動物救援に関わる問題についてもコメントしています。
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現在、夏堀先生は、日本動物高度医療センターの要職にあられるのに加えて、それだけでもご多忙なはずなのに、「福島生物資源放射能調査団」の団長として、福島入りして、ペットや家畜の救護に当たっておられます。
実は、夏堀先生は、私、須崎が大学、大学院時代にお世話になった大先輩です。非常に後輩の面倒見が良く、当時、ご自身も大変であられるであろう時期に、私ごときのことを的確に指導してくださいました。
私が知る限り、知的に優秀なことは当然のこととして、責任感が強く、行動力も兼ね備えた、素晴らしい方だと認識しております。
そして、ペットと放射性物質の関係について的確な見解を提供できる、数少ない日本のスペシャリストのお一方です。
過去のツイートをご紹介させていただきますと、
夏堀先生が福島の警戒区域の動物を保護しようと福島に行ったとき…
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行政も国もお金がないので、動けないということ。これが真実。なら、最初から言ってくれれば、お金のある団体や海外にも助けを求めていたのに。。。考えが甘かったか?資金援助団体との折衝が必要かな?それとも孫さん?三木谷さん?東電社長の退職金をあてにすれと言うのか? 2011.06.27
http://twitter.com/#!/Natsuhori_Guts/status/85318294059491329
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政府は家畜の皆殺しを指示。でもペットは生かしたまま救援しても良い。政府としてこの姿勢の差は何なのだろうか?両方とも除染が必要なレベルじゃないんだから,生かしたまま救援しても良いと思うんだけど。。。そしてそれさえ詳細に調査しようとしないその態度・姿勢に科学者としての憤りを感じる。 2011.06.28
http://twitter.com/#!/Natsuhori_Guts/status/85395560940568576
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「福島生物資源放射能調査団」による先日の立入調査レポート(中間報告書)作成中。餓死及びその後の放置による家畜の状況に関する画像情報は,凄惨を極めており,これを公開しても良いのだろうかというほどの凄まじさである。農家を含む生産者の苦しみが,この国に,政府に理解できているのだろうか? 2011.06.30
http://twitter.com/#!/Natsuhori_Guts/status/86250279397376001
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放射線によって傷ついた遺伝子が子孫に伝わるということが話題になっているようだが,そもそも遺伝子なんて放射線以外の理由で常に傷つき,修復が起こっている。問題はこの事実を棚に上げ,遺伝的影響がすべて放射線による寄与がほとんどであるかのような誤った表現が世間を惑わす原因となっている。 2011.07.02
http://twitter.com/#!/Natsuhori_Guts/status/86949896787202048
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放射線の影響について,定性的な影響のみ誇張し定量的評価で検討しないことが放射線の恐怖を増大する。火加減を知ること。使いようによっては毒にも薬にもなるのは,多くの物質の常であり,放射線は極端な事例を除き,その極々一部に過ぎない。国民は放射線の影響について正しく知ることが求められる。 2011.07.02
http://twitter.com/#!/Natsuhori_Guts/status/86950954284494848
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と、放射線のスペシャリストだから語ることの出来る、非常に有益な情報を発信してくださっております。
しかし、せっかくの有益な情報を、もっと多くの方にその情報発信を受信していただきたいと思います。(せめて、フォロワーが10,000人くらい)
政治家などからのトップ・ダウンはもちろん重要なのですが、
それだけで全てカバーできるわけではありません。
そんなときは、我々が行動することで、
つまりボトム・アップで、社会に影響を与えることは出来るはずです。
大きければ動きは鈍くなりがちです。
でも、小さいからこそできることは、
沢山あるのではないでしょうか?
そのためには、
単なる不安を煽る「だけ」の情報や、お花畑情報に心を支配されるのではなく、
「本当のところ」を知っておくことは、極めて重要なのです。
そこで、ぜひ、夏堀先輩を、ツイッターでフォローして、
リアルタイムで情報を受け取っていただきたいと思います。
特に、
●放射性物質について不安を感じている方
●福島で、今、本当は何が起こっているのか?
にご興味のある方はぜひ!
そして、お友達にもぜひ、拡散して下さい。
Twitter
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追伸:フォローする前にお願いがございます!夏堀さんは非常にお忙しい方です。仮にフォローしたとしても、個別メッセージで質問攻めにするなどの失礼な行為は絶対になさらないで下さい。
夏堀さんは、非常に優しい方でいらっしゃいますから、その沢山のご質問に返答する時間がないことが、ストレスになり、日常の活動に影響を与える可能性があるからです(須崎の勝手な推測です)。
この度は、フォロワーが増える事で、夏堀さんの発言が、学術界のみならず、一般の方々の間でも、より力を持つ様になれたらと思いまして、このたび、須崎が「勝手に」宣伝活動をさせていただいております。
ほんとうにいい先輩なので、ご協力させていただきたいのですが、数が増えることで夏堀さんに無用のエネルギーを使わせることになったらそれは、私の本意ではありません。
須崎には、あなたさまが、適切な情報を入手できる機会を提供させていただくということと、いよいよトップ・ダウンが機能せず、ボトム・アップで何かをしなければならないとき、【拡散】を含めて、あなたさまのお力をお借りしたいという2つの想いがあります。
残念なことですが、現在の日本は「本当のこと」が解らないことが少なくありません。
そんなとき、「本当の現場」でがんばっている方々から、直接「本当のこと」を知る機会があることは、あなた様にとって有益なことだと思います。
また、現場で行き詰まったとき、現地でがんばっている方が、あなたの応援メッセージに勇気づけられて、もう一踏ん張りがんばれるときもあるでしょう。そんな形での良い交流のきっかけになればと思いますので、ぜひ、フォローをお願いいたします。
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11:54 午後 ペットアカデミー須崎の健康生活!?須崎動物病院_診療ペット食育協会(APNA) | Permalink