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2012年12月24日 (月)

犬のアレルギー性皮膚炎が改善した一例

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

この写真は、
「アレルギー性皮膚炎」と診断された
ノーフォークテリアという犬の
2012年2月の写真です。

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

全身が痒くて、気になってなめる状態で、
お腹の毛が、
舐めて擦れてしまっていました。
(※脱毛と擦れて無くなった状態は
 区別しなければなりません)

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

そして、この写真が、10ヶ月後の
2012年12月の写真です。

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

ちゃんと毛が生えてきました。


もう、すっかりアレルギー性皮膚炎の症状は落ち着き、
心配事が減りました。

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

こうなれたのは、
飼い主さんが、
いろいろとがんばってくださったお陰で、
ほぼ飼い主さんの努力の成果なのです。

それで無事に何とか

「一旦卒業」

という状態になりました。

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

「炎症」
は、簡単に申し上げますと、
白血球が異物と闘った結果の現象です。

ということはつまり、
炎症があるということは、
排除する必要のある異物が存在する
可能性があります。


ですから、炎症は不快ですが、
悪いものではなく、
必要な反応が起こっている
考えられます。


だとしたら、
「結果としての炎症」だけを
抑えたとしても、

炎症を生じるシステムは
体内にそのまま残っているわけですから、
本質的な解決にはなっていない
と思うのです。


特に、
アレルギー性皮膚炎や
アトピー性皮膚炎は
「体質だからしかたない」
「一生付き合っていくしかない」
という見方が多いのですが、

白血球が「過剰応答」しなければならない程
「異物」が
体内に「大量に」あるのかもしれません。

もしそうだとしたら、
その「異物」が何で、
どこにどれくらいあるかがわかったら、
それを排除して、
処理能力の範囲内に減らしたら
「体質」が変わるかもしれません。


その可能性はゼロでは無いと考えています。

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

そんなことを言うと

「そんな馬鹿な…」

と言われるのですが、
その反応は無理も無いと思います。

世の中全体が
そういう解釈で動いていますから…。


私自身も、
「自分が正しくて、世の中が間違っている」
などとは思いませんし、
私の考えを
押し付けるつもりもございません。。


原因はともかくとして、
症状さえ落ち着いてくれたらいい…

という考え方もありだと思います。

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

しかし、

●体質だからと言われたが諦めたくない

●症状の原因は必ずあるはずだ

●症状を抑えるだけでは
 本質的な解決にはならない

●アレルギーだから、
 食べるものを制限したけれど、
 制限してもしなくても変わらない…
 他に原因があるはず…

と考える飼い主さんがいらっしゃるのも
事実です。


そんな飼い主さんの
ご要望にお応えできるように、

これからも、
調子に乗らず、
おごり高ぶらず、
謙虚な気持ちを忘れず、
丁寧に、隅々まで、
自分のペットだったら
どうするか?

という視点で、
診療させていただきます。

初心を忘れることなく、
日々技術を磨いていきたいと思います。

今回は、
「もし、アレルギー性皮膚炎や、
 アトピー性皮膚炎と診断された
 ペットと暮らしている飼い主さんで
 行き詰まっている方がいらっしゃったら

 こんな改善例もあるから、
 お互いに頑張りましょう!」

というお話しでした。

犬のアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を手作り食、手づくりご飯で改善した方法

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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