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2015年3月17日 (火)

「皮膚の炎症によいハーブを薦められて使いましたが、症状が一向によくなりません。なぜですか?」

「皮膚の炎症によいハーブを薦められて使いましたが、症状が一向によくなりません。なぜですか?」というご質問をよくいただきます。
 
 
ひょっとしたら、そのオススメ下さった方は、「症状を緩和させるハーブの使い方」をなさっているのかもしれません。
 
原因療法的な使い方をなさる方は、対症療法的な使い方と区別してもらいたいので、「この症状・この病名にはこのハーブ」という言い方をしません。
 
逆に、「この症状・この病名にはこのハーブ」という表現をなさる方は、対症療法的な使い方をなさっているので、「症状が消えない」ということは、そこに根本原因があるわけでは無いことがわかったということです。
 
 
もう一つ、原因療法的に使う場合には、白血球と異物を闘わせるので、症状が出ます。再侵入が続く限り、症状が続きます。
 
 
ですから、
●対症療法に取り組むが根本原因の場所がズレている
●原因療法に取り組むが再侵入が続いている
 
のどちらの状態か?また、別の理由なのか?を、直接調べる必要があります。
 
 
この様に、「炎症によいハーブを使ったのに、症状が一向によくなりません…。」という場合、理由は一つでは無いため、一頭一頭調べる必要があります。
 
 
診療をしていると、一生懸命症状を消そうとハーブ巡りをしてきた飼い主さんが少なからずいらっしゃいますが、
 
●何が根本原因かがわからないと
●なんのハーブを使ったら良いのかは決まらない
 
ことを覚えておいてください。
 
症状の緩和のための使い方をしているのに、「治らない…」と悩むと、悩みが深くなってしまいます。
 
ですから、症状緩和と原因排除は、キチンと区別した上で、どちらに取り組んでいるのか?を把握しておく必要があります
 
もちろん、どちらが良いとか悪いとかはありません
 
何をしているかを把握しておく必要があるということです。
 
そうすることで、出ている結果(症状)を理解し、受け入れやすくなるのです。

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