集中力を高める「締め切り効果」のある極端な例
前の記事の続きです。
2日で本の原稿を132ページ書けるのか?
実際にこんなピンチに遭遇する方はいらっしゃらないと思いますが、
こんなとき、須崎はまず
「1ページにどれくらいの時間を割けるのか?」
を考えます。
1.合計時間から仕事の時間を引きます。
48時間ー4時間×2日=40時間
(この2日間は緊急の診療しか入れないことにしました)
2.そこから睡眠時間を引きます。
40時間ー3時間×2日=37時間
3.この時間をフルで使うとすると、1ページ何分がわかります
37時間X60分÷132ページ=16.8分
1ページ15分程度で、
指定字数で必要なことを書く…
取材メモがなければ出来ない芸当ですが、
取材メモが見つかったので、
不可能ではない!
と見当がつきます。
ストーリーラインはできあがっているので、
あとは字数を意識しながら打ち込むだけです。
振り返ってみると、これまでの私の人生では、緊急事態は、
いつもシルバメソッドのお世話になって
乗り切ってきました。
こんな締め切り間際の追い込みは、
●眠くならない様にする
●食事は出来るだけ摂らない
●脳を可能な限り明晰な状態にする
●緊張感を維持する(燃え尽きない)
●テンションは疲れない程度に高め
を意識して、ガーッと取り組みます。
ここで
ストップウォッチを2つ用意し、
一つは2分に設定し、
もう一つは12分に設定します。
(須崎の書斎にはストップウォッチが5個くらいあります)
そして、
===
2分→そのページのストーリー・ラインを再確認
12分→一気に打ち込む
1分→予備時間
===
のサイクルをひたすら繰り返します。
これだと、4ページを1時間で仕上げる計算になります。
そして、1時間ごとに(これは人によって違う)
ちょっとした休憩を入れます。
これは、長期戦のときに疲れ果てないための秘訣で、
この数分間にシルバメソッドの
「疲れをとるテクニック」
「脳をスッキリさせるテクニック」
を行います。
この時間を多めに確保するために、
1ページを1〜2分早く仕上げていきます。
この緊張感がたまらなく心地良いんですよね。
緊張と緩和の連続…
この繰り返しを、同じテンションで
48時間持続させるというわけです。
体力と気力あっての根性メソッドです(笑)。
でも、身体が疲れ果てない様に意識的にコントロールしてあげることで、
43歳の私でもできるのです!
この疲れをためないスケジュールのおかげで、
両日とも90分睡眠で充分でした。
そして、この火事場のなんとやらで、
何とか締め切りに間に合うことができました♪
集中力を高める方法の一つに
「締め切り効果」というものがありますが、
さすがにこんな締め切りは思い出にはなりますが、
繰り返したくないです(笑)。
ということで、締め切り間際で刺激が欲しい方に、
須崎の実話をご紹介いたしました。
こんなことにならない様に、普段から準備し、
そしてこんなことになったときに対応できるように、
心身を健康に維持してくださいね。
追伸:実は、この締め切りの翌日が2日間連続セミナーで、
同じテンションで640枚のスライドを作成し、
それが終わった翌日、また別の2日間連続セミナーがあって、
その準備を行い、続いて怒濤の動物診療、各種取材、
通信講座の教材作成、本の手直し(実は2冊が同時進行)
という状態が続き、9月19日〜11月1日まで、
平均睡眠時間が3時間未満という状況で過ごさせていただきました。
果たしてどうなるかと思いましたが、適切なリラックスをはさむことで、
短時間睡眠でも、身体が持ちこたえてくれました。
いざというときのために、「疲れをためないリラックス法」は
マスターしておいてよかったです。
今度は、いろいろ重ならない様に気をつけたいと思います。
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